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魚はいつ、どうやって眠るの? |お魚の話

2012-05-21更新

群れをなして太平洋沿岸を北上してくるカシオ。
青葉のころの初鰹は、食べ物に季節感を失いつつある
現代の日本でも、まだ風物詩として扱われる。
カツオなどの回遊魚は、とにかく止まるときは死ぬときで、
大きな魚に食べられるか、人に釣り上げられるまでは泳ぎ続けて
いなければならない。
でも、眠らなければ死んでしまうではないか。
と思ったら、ちゃんと眠っているのだそうだ。
ただ、それでもヒレは動かし続ける。
それさえしていれば、群れをなして泳いでいるから、
取り囲まれた周囲が集団のなかの一尾として一緒に運んでくれるのだ。
まるでラッシュ時に車中で立ったまま眠れるサラリーマンみたいなもの。
もちろん、みんな夜がきたから一斉に眠るということはなく
局いつでも、どこでも、ただし交替で眠っている。
こうした群れで移動するのが、イワシ類、
カツオも含まれるサバ類、アジ類、サンマ類だが、
なかには夜になれば岩陰や砂にもぐって眠る魚もいる。
それが、コイ、フナ、マスなどの淡水魚、イシダイ、カワハギ、
シロギス、べラ類だ。
逆に夜行性のウナギやアナゴ、ヒラメ、カレイなどは昼間が睡眠時間。
彼らはそろって肉食性だから、昼間はウトウト、
トロトロ休んでおいて、夜になるとエサをさがして起きてくる。
こうした一日サイクルで眠るもののほかに、
水温が下がってくるとまるで冬眠のように長期間の睡眠に入る
ドジョウ、フナの類もいるし、逆に水温が高くなると眠るのがイカナゴやハイギョだ。

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